このような措置は機能を使わない初心者の方などにとっては煩雑さをなくすという意味で親切なのかもしれませんが、これらの機能を常用していたユーザーの中には、設定が面倒になったとお困りの方も多いと思います。
削除された項目はそれぞれabout:configで詳細設定を行うことができるとはいえ、毎回そんな作業をやってはいられませんね。
Firefoxに「SettingSanity」というアドオンをインストールすれば、このように省略されたオプション項目を簡単に復活されることができるようになります。
Firefox 23.0デフォルトの場合、オプション設定→コンテンツ部は以下のようなものとなっています。

「SettingSanity」インストール後は、ここへ以前のように「画像を自動的に読み込む」「JavaScriptを有効にする」(詳細設定ボタンも戻ってきます)が表示されるようになります。

また、[タブ]セクションにも「常にタブバーを表示する」が復活し、以前のようにUIから設定を行うことができるようになります。

このように、about:configから[permissions.default.image]や[javascript.enabled]、[browser.tabs.autoHide]などを探して設定することなく、以前のように気軽に設定を変更することができるようになるというアドオンです。
これらの設定が消えたことに困っていた方は、このアドオンで以前の操作性を取り戻してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:SettingSanity(Add-ons for Firefox)
*注意:アドオンページのトップに表示されているバージョン[0.1.20130412]には「常にタブバーを表示する」を復活させる機能が実装されていません。この機能が必要な方は、ページ下部からVersion Historyを開き、最上段の[Version 0.2.20130819]をインストールしてください。
<関連記事>
■【Firefox 23.0】リリース。
■Firefox 23でJavaScriptを無効にする方法。