本バージョンでは深刻度の高いバグが複数修正されているほか、プロファイルのリセット機能などが搭載されています。
すでにGoogle Chromeをご利用の方は、起動するだけで自動的に最新版へアップデートされるようになっています。
Google Chrome 29の主な変更点、新機能などは以下の通りです。
■アドレスバー(オムニバー)の改善。
サジェスト機能の改良により、さらに求めている結果が得やすくなっています。
■プロファイルリセット機能の搭載。
オプションボタン→設定→詳細設定を表示を開き、下部の「ブラウザの設定をリセットする」をクリックすることで、設定を初期化することができます。
ボタンをクリックすると以下のようなダイアログが表示されるようになっており、ここで「リセット」をクリックすることで以下のような設定が初期化されます。
○ デフォルト検索エンジンと保存された検索エンジン。
○[ホーム]ページ
○デフォルトスタートアップタブ
○新しいタブページを空に。
○固定されたタブの固定解除。
○コンテンツ設定
○クッキーとサイトデータのクリア。
○拡張機能やテーマの無効化
■安定性とパフォーマンスの向上。
■25件の脆弱性を修正。
今回は深刻度Highの脆弱性5件を含むバグが修正されています。
以上のような改良、修正などが行われています。
参考記事:Stable Channel Update(Chrome Releases)
YouTube動画の再生高速化や再生中タブの判別機能なども搭載され、Google関連サービスとの親和性もますます高まっていますので、Firefoxユーザーもサブブラウザとして試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Google Chrome 29(google.com)
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