この機能を利用することで、プラグインが勝手に実行されなくなり、脆弱性を利用した攻撃を回避することができるわけですが、Firefox 23.0にアップデートしてからこの機能がうまく働いていないと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
以前のバージョンでは、about:configにて[plugins.click_to_play]をダブルクリックし、値を[true]にすることでプラグインコンテンツの自動再生を止めることができましたが、Firefox 23.0では、プラグインの状態を決めるオプションが新たに追加され、そのオプションを設定しなければアップデート前のプロファイルで[plugins.click_to_play]を有効にしていても、Firefox 23.0ではプラグインが働いてしまう可能性があります。
そんな方は、アドオンマネージャを開き、プラグインの状態を確認してみましょう。
Firefox 23.0でアドオンマネージャ→[プラグイン]を開くと、以前のように有効・無効のボタンがなくなり、代わりに[常に有効化する][無効化する]というドロップダウンリストが表示されます。
ここで有効・無効を切り替えることができるわけですが、about:configにて[plugins.click_to_play]を有効化している場合は、以下のように[実行時に確認する]というオプションが選択できるようになっているはずです。
Firefox 23.0以降は、この[実行時に確認する]を選択してClick to Playが使えるようになっています。
以前のバージョンでClick to Playを有効にされていた方で、Firefox 23.0では一部のプラグインがロードされてしまうようになったという方は、この[実行時に確認する]が選択されていないのが原因ですので、改めて設定してみてください。
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自分のアドオンが干渉してるかと思ってました・・
助かります!(喜び)