本バージョンではページ内検索がタブごとに共有されなくなっているほか、複数の開発者向け機能の改良、その他修正などが行われています。
すでにAuroraをご利用の方は、ヘルプメニューよりアップデートすることが可能となっています。
Firefox 25.0a2の主な変更点などは以下の通りです。
■ページ内検索バーの位置とタブ間での共有状態を変更。
ページ内検索バーが従来のUI下部ではなく、ブックマークツールバー下で開くようになりました。また、検索バーの状態や入力内容がタブごとに保持されるようになりました。
■別のブラウザの履歴と設定を移行するためのインポート機能を追加。
数ヶ月Firefoxを利用していないとウィザードが起動し、他のブラウザからデータをインポートすることができます。
■Firefoxのリセットでセッションがクリアされることがなくなりました。
■新規タブを開いたときにページサムネイルが欠落する問題を修正。
そのほかにも複数の開発者向け機能、HTML5関連機能に修正が加えられています。
リリースノート(en)
開発者の方や、将来のFirefoxを使ってみたいという方は、テスト版であることを了承の上、自己責任にてお試しください。
ダウンロード:Firefox 25.0a2(mozilla.org)
なお、いつもならプレビューリリースはBetaから公開され、ここでもBetaを先に記事にするようにしていますが、今回のBetaはセットアップファイル、およびリリースノートが公開されているにも関わらず自動アップデートが来ず、ヘルプメニューからのアップデートもできないようになっています。
また、セットアップファイルから直接更新インストールを試みたところ、インストールはできるもののパースエラーが発生し、Firefoxを起動することができませんでした。
このようなことから、Beta版をご利用の方はアップデートを控えた方が良いと思います。
自動アップデート、または正常にインストールすることができるようになればまたご紹介したいと思います。
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■【Firefox 24.0 a2】リリース。