この状態はアクセスした際にロケーションバーをチェックして、httpsになっているかなどで確認することができますが、古いブックマークのままだったりクリックしたリンクがSSLで無い場合は、気がつかずにブラウジングを行ってしまうこともあります。
非SSLでアクセスしても、接頭辞をhttpsに変更することでSSLへアクセスし直すこともできますが、作業が面倒な上、なじみのないサイトではSSL接続自体提供されているのかもわからないことがありますね。
Firefoxに「SSL Button」というアドオンをインストールしておけば、表示しているサイトの接続状態をチェックできるほか、SSL接続が可能な場合はワンタッチでSSL接続に切り替えてブラウジングを行うことができるようになります。
「SSL Button」をインストールすると、ツールバーに専用のボタンが設置され、このボタンの色を変化させることでサイトの接続状態、およびSSL接続が用意されているかを知ることができるようになります。
ボタンの色分けは以下のようになっています。
赤
緑
灰
黄:用意されているSSL接続は安全でない、信頼できない。
赤の場合、ボタンをクリックすると(SSL証明書が有効であることを確認した後)SSL接続に切り替わるようになっており、切り替え後はボタンが緑に変化します。
緑の状態でボタンをクリックすれば、非SSL接続に戻ります。
このように、専用ボタンで現在の接続状況を通知し、SSL接続への切り替えを行うことができるようになるというアドオンです。
類似アドオンのように自動で切り替わったりはしませんが、接続状況がわかりやすく、証明書の有効性も確認してくれるなど安全性にも配慮されたアドオンですね。
接続の安全性が気になる方は、このようなアドオンで常時チェックできるようにしておいてはいかがでしょうか。
ダウンロード:SSL Button(Add-ons for Firefox)
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