これにより、Operaユーザーはマルウェアを自動的にインストールしてしまった可能性があるということです。
この攻撃によって流出した証明書を攻撃者がマルウェアに証明を加えることで、Windowsユーザーに意図しないマルウェアのインストールが行われてしまう可能性が生じ、実際6月19日午前1時〜1時36分の間に数千人規模のユーザーが被害に遭っている可能性があるとのことです。
■Opera社内から証明書流出、ユーザーのマシンにマルウェアが侵入か
■Operaに不正アクセス、コードサイニング証明書悪用でマルウェア配布の恐れ
Security@Operaのブログ記事「Security breach stopped」では、(セキュリティ侵害は停止しました。)となっているものの、Operaユーザーにはウイルス対策ソフトを使って各自でスキャンするなどの措置をとって欲しいと締めくくってあります。
心当たりのあるユーザーは、至急ウィルス対策ソフトなどを使ってフルスキャンしておいたほうがよろしいかと思います。
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■【Opera 15.0 Next】リリース。WebKitレンダリングエンジンを搭載。