このメール機能が、先日ChromiumベースとなったOpera next 15のリリースにともない独立し、スタンドアロンメールクライアント「Opera Mail 1.0」として正式リリースされました。
「Opera Mail 1.0」は、Operaのシンプルな操作性はそのままに、高機能かつ軽量なメールソフトに仕上げられており、誰でも直感的に利用することができるものとなっています。
Windows版をはじめ、Mac、Linux版も用意されており、もちろんOperaユーザーでなくとも単独利用が可能です。
インストール作業やアカウント登録作業は非常にシンプルで、Gmailなどはものの数十秒で登録して使い始めることができます。
■インストール画面
■Gmailアカウント登録例
デフォルトのUIは左端にパネル、中央にスレッド、右側にメール本文が表示される縦型3分割となっています。
各フォルダやメッセージはタブ表示が可能となっており、タブバー右端の作成ボタンをクリックすることで新規メッセージをタブ内で処理することができるようになっています。
RSSフィード機能も必要十分な機能を持っており、Opera Mailボタン→ニュースフィード→「ニュースフィードの編集」より好みのフィードを簡単に追加することができます。
また、設定→インポート/エクスポート→「ニュースフィード一覧をインポート」より、手持ちのOpmlファイルを読み込んでフィードリストを一括登録することも可能です。
■フィード表示時
そのほかにも、ステータスバーから表示サイズを簡単に変更できる機能やメールレイアウトの変更、直感的な操作でソートなどが可能となるメッセージラベル機能、Operaでおなじみの低速回線モードなど、様々な機能が用意されています。
FirefoxユーザーならThunderbirdという方も多いと思いますが、こちらもシンプルかつ軽量で非常に使いやすいメーラーとなっていますので、興味のある方は一度試してみてはいかがでしょうか。
*乗り換えユーザー向けに、Thunderbirdなどからのメールインポート機能も用意されています。
ダウンロード:Opera Mail 1.0(opera.com)
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