本バージョンは従来の独自レンダリングエンジン「Presto」を捨て、新たにSafariやGoogle Chromeでも利用されている「WebKit」レンダリングエンジンが採用されているほか、数々の新機能搭載やUIの変更などが行われた
ものとなっています。
Opera 15.0 Nextの主な新機能や改良点などは以下のとおりです。
■WebKitレンダリングエンジンの採用。
■新しいユーザーインターフェイス。
■サイト互換性の改善。
■サイレンとアップデートの採用。
■アドレスバーと検索バーの融合。
アドレスバーからGoogle検索などが可能となり、候補の表示などもできるようになっています。また、アドレスバー右端のアイコンクリックで表示ページをスピードダイヤルへワンタッチ登録したり、新機能「スタッシュボックス」への追加などが可能です。
■新しくなったスピードダイヤル
ショートカットをドラッグ&ドロップしてグループ化したり、検索機能によるアイテムの絞込みなどが可能になりました。
■スタッシュボックス
アドレスバーの[ハート]アイコンをクリックすることで、閲覧中のページを後で読むためにストックすることができます。
新規タブページ内の「スタッシュボックス」をクリックすると、保存されたページ一覧を表示することができます。
■ディスカバー
ユーザーの好みに応じた情報をニュースサイトのようにピックアップして表示してくれます。
現在のところ基本的に英語圏のニュースなかりですが、今後日本のニュースなどにも対応してくれるものと思われます。
■オフロードモード
モバイルOperaの圧縮技術を採用。
リリースノート(en)
以上のように、レンダリングエンジンの変更、およびスピードダイヤルを含む新規タブページの有効活用などについての新機能搭載が主な改良点となっています。
Operaもなかなか洗練されたブラウザですので、Firefoxユーザーもセカンドブラウザとして試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Opera 15.0 Next(opera.com)
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