しかし、複数のフォルダを作成して運用している場合、そのフォルダを開いていない限りどのフォルダに未読メッセージがあるのかがわかりにくかったり、アカウントに全部で何通の未読メッセージがあるのかがわかりにくいことがあります。
常にフォルダを展開しているのならまだしも、そうでない場合は未読メッセージが何通あるのかを確認するのが難しいですね。
そんな風に感じたことがある方は、Thunderbirdに「Collapsed Unread」というアドオンをインストールしておくことで、未読数を簡単に把握することができるようになります。
「Collapsed Unread」は、フォルダに未読メッセージが存在する場合、その上位フォルダにも未読数を表示し、フォルダを展開していなくても簡単に未読数を確認することができるようになるというものです。
デフォルトの場合、以下のようなフォルダ構成で各フォルダに未読メッセージがあった場合、未読メッセージがあることはわかるものの、それぞれを展開していないと未読数までは把握できません。
「Collapsed Unread」インストール後は、未読のあるフォルダが折りたたまれていても上位フォルダに未読数が表示されるようになります。
■サブフォルダの上位フォルダに未読数が表示されるようになります。
■アカウント名だけの表示まで折りたたんだ場合は、アカウント以下にある全フォルダの未読合計数が表示されます。
このように、フォルダの展開状況にかかわらず、新着メッセージ件数をチェックすることができるようになるというアドオンです。
ちょっと地味なアドオンですが、複数アカウントを登録して、それぞれに多くのフォルダを作成されているような方には便利なアドオンだと思います。
ダウンロード:Collapsed Unread(Add-ons for Thunderbird)
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