しかし、この検索バーでは当然ながら完全に一致しているものしか検索することはできず、英単語やローマ字の固有名詞などを間違って記入すると結果を得ることはできません。
Googleなどの検索エンジンで検索を実行すると、多少スペルが違っていても「**ではありませんか?」というような提案がされるようになっており、スペルがわからないようなキーワードでもとりあえず検索することができますが、ページ内検索時にも同じような機能が働いてくれれば便利ですね。
Firefoxに「Smart Find」というアドオンをインストールしておけば、よくわからないアバウトなキーワードで検索を実行しても類似する結果を提案してくれるようになります。
「Smart Find」をインストールすると、ページ内検索バーに[similar]という項目が追加されます。
ここにチェックを入れた状態でアバウトなキーワードを入力すると、いつものようにバーが赤くなり、マッチするキーワードが無いことを知らせてくれると同時に、右端に[Not found...]というメッセージが表示されます。
ここでメッセージ通りEnterキーを押すか、バーの「次へ」ボタンをクリックすると、バーの背景が緑に変化してキーワードが自動的に修正され、結果を得ることができるようになるというわけです。
残念ながら日本語キーワードは修正が効きませんが、間違えやすい英文キーワードで検索したいときに十分役立ちますね。
なお、メニューバー→編集→[Find Similarity Level]よりキーワードを推測して修正するレベルを変更できるほか、オプション設定をから何文字までの間違いを修正するかなどを数値で指定することが可能です。
ページ内検索で英文キーワードを使うことが多い方は、インストールしておいてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Smart Find(Add-ons for Firefox)
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