この機能はメニューやリンクをプライベートモードとなったウィンドウで開くことができるだけのものとなっており、特にオプション設定などは用意されていません。
しかし、この機能を多用するユーザーの中には、挙動などをカスタマイズしたいという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方は、Firefoxに「Open in Private Window」というアドオンをインストールすることで、プライベートウィンドウ機能の挙動や表示を好みの応じて変更することができるようになります。
「Open in Private Window」は、Firefoxのプライベートウィンドウ機能に関する、ウィンドウの開き方やリファラ送信の無効化など、デフォルトにはないオプションを追加することができるというものです。
アドオンインストール後にオプション設定を開くと、プライベートウィンドウ機能に関する10種の設定を行うことができるようになります。
■すでに開いているプライベートウィンドウを再利用する。
チェックしておけば新しいウィンドウを開かずに既存のウィンドウ内にリンクなどを開きます。
■リファラを送信する。
プライベートモード時でもリファラの送信が行われていますが、このチェックを外すことでリファラの送信を無効化できます。
■プライベートウィンドウをバックグラウンドで開く。
■リンクコンテキストメニューに「リンクを新しいプライベートウィンドウで開く」を表示する。
■ページコンテキストメニューに「ページを新しいプライベートウィンドウで開く」を表示する。
■フレーム上でのコンテキストメニューに「このフレームを新しいプライベートウィンドウで開く」を表示する。
■ブックマーク/履歴コンテキストメニューに「新しいプライベートウィンドウで開く」を表示する。
■プライベートウィンドウ上のページコンテキストメニューに「プライベートウィンドウを閉じる」を表示する。
■プライベートウィンドウのAppボタン内に「プライベートウィンドウを閉じる」を表示する。
■メニューアイコンを表示する。
以上のように、デフォルトでは指定することのできないプライベートウィンドウに関する動作・表示設定を行うことができるようになります。
プライベートウィンドウの挙動が好みでは無いという方や、機能面で物足りないという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Open in Private Window(Add-ons for Firefox)
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