最近はほとんどの方がウィルス対策ツールなどを導入されていると思いますが、基本的にユーザーはリンクをクリックするまでそのサイトが危険であるかを判断することはできません。
ウィルス対策ツールを提供している企業などでは、こうした悪意のあるサイトをユーザーからの情報提供などによって随時把握しており、それらは各企業のウィルスデータベースに反映されてはいますが、できるだけそうしたサイトには近づきたくないものですね。
Firefoxアドオンの中にも、このようなリスクを軽減するためのツールが多数あり、これらを導入することである程度安全度をチェックすることが可能です。
今回は、そんなセキュリティ系アドオンの中から、リンク先の安全度を簡単にチェックできる「Safe Preview」というアドオンをご紹介したいと思います。
「Safe Preview」は、Firefoxで表示しているページ上にあるリンクの安全度を、Norton,WOT,McAfeeといった有名セキュリティサービスのデータベースと照合して確認することができるというものです。
アドオンをインストールすると、リンクにマウスを乗せた際に小さなアイコンが表示されるようになります。
このアイコンをクリックすると以下のようなポップアップが表示され、Norton,WOT,McAfeeからの情報による安全性が表示されるようになります。
緑のチェックマークが付いていればそのリンクは現在のところ安全と判断でき、ポップアップ内上部のリンクから「現在のタブ」「新規タブ」「バックグラウンドの新規タブ」でそのリンクを開くことができます。
また、リンクコンテキストメニューに追加される[Is it safe?]を実行することでも同様の調査を行うことが可能です。
オプションウィンドウでは、以下のような動作設定を行うことができます。
＜全般＞
○アイコンの表示位置
○アイコンが表示されるまで、アイコンが隠れるまで、ポップアップが閉じるまでの時間。
○各サービスのキャッシュ保持期間。
＜サービス＞
調査に使用するサービスを選択できます。
＜信頼できるサイト＞
調査を行わなくても（アイコンを表示しなくても）よい信頼できるサイトをホワイトリストに登録できます。
下部の空白にドメインを入力してAddボタンをクリックすれば追加できます。サブドメインも含むかどうか設定可能。
このように、複数のサービスを使ってリンク先の安全度を簡単に調べることができるようになるというアドオンです。
最近ではリスクを含んだサイトは全く珍しいものではありませんので、こうしたツールを使ってで自己防衛することも必要かもしれませんね。
ダウンロード：Safe Preview（Add-ons for Firefox）
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