今やこのようなウェブアプリはデスクトップアプリを凌駕するほどの勢いで高機能化されており、すでにメインツールをウェブアプリに切り替えつつあるという方も少なくないと思います。
こうしたウェブアプリの利用頻度が高まってくると、今度はブラウザを開いてブックマークなどからアクセスするのさえもどかしいこともありますね。
よく利用するサイトやウェブアプリは、デスクトップからスタンドアロンアプリのように起動できればかなり便利になるのではないでしょうか。
そんな機能をFirefoxに与えてくれるアドオンが「Standalone」です。
「Standalone」は、アドオンバーボタンをクリックするだけで、アクティブページをアプリ化してデスクトップに置くことができるようになるというものです。
アドオンをインストールすると、アドオンバーに専用のボタン が設置されます。
アプリ化したいページをアクティブにしてこのボタンをクリックすると、デスクトップに起動アイコンが追加され、さらにスタートメニュー内にもショートカットが追加されます。
■アプリ追加完了ダイアログ
■デスクトップショートカット
■スタートメニュー
このアイコンやショートカットをダブルクリックして起動すれば、現在開いているFirefoxとは別の単独ウィンドウ内にサイトが表示され、まるでスタンドアロンアプリを開いているような感覚で作業を行うことができるようになります。
ロケーションバーアイコンをドラッグ&ドロップして作成するショートカットは、実行してもFirefoxのタブで開くだけですので、このように単独起動できるのはかなり便利ですね。
Mozillaは以前、ウェブアプリをデスクトップからスタンドアロンアプリのように単独起動させるprismというアドオンを公開していましたが、現在は開発が止まっています。
このアドオンはprismの機能を簡素化したようなものですが、ウェブアプリを常用されている方にとっては十分メリットがあるものだと思います。
ダウンロード:Standalone(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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