このような環境に合わせ、Firefoxでもトラックパッドによる様々なジェスチャ操作が可能となっています。
Firefoxの場合、2本指でのスワイプでページを戻る/進むことや、ピンチ操作によるズームなどが可能となっており、Macbookでトラックパッドをメインデバイスとして使っている方はこうした操作を軽快に行っていることと思います。
今回は、そんなトラックパッドの操作性をちょっとカスタマイスすることができるFirefoxアドオン「Swipe Tabs」というものをご紹介したいと思います。
上述のように、Firefoxではトラックパッドの左右スワイプによってページを戻る/進むことができるようになっていますが、このアドオンをインストールすると、左スワイプで前(左)のタブへ、右スワイプで次(右)のタブへ移動することができるようになります。
また、コマンドキーを押したまま左右にスワイプすると、デフォルトアクションの進む/戻る操作が可能となっており、従来の機能を損なうことなくスワイプアクションでタブの前後ができるようになります。
このようなアクションは、about:configの設定により好みの動作に書き換えることができるようになっており、その詳細についてはまた機会があれば記事にしたいと思いますが、Swipe Tabsの導入によって、ジェスチャ設定の一部が以下のように書き換えられているのが確認できます。
このように、Firefoxでのトラックパッド操作をちょっと便利にしてくれるというアドオンです。
Macをトラックパッドメインで操作しているFirefoxユーザーは、導入してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Swipe Tabs(Add-ons for Firefox)
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