こうした情報は画像にExifデータが付与されていれば様々なフリーツールで閲覧することができますが、ウェブ上の画像の場合、一旦ダウンロードしてから調べる必要があり、ちょっと面倒に感じることもありますね。
そんな手間を省くため、Firefoxアドオンの中には写真のExif情報を素早く参照することができるアドオンがいくつかあり、これらを利用することで写真の撮影情報を簡単に知ることができるようになります。
今回はそんなアドオンの中から、ウェブ上に表示されているJPEG画像、およびローカルにある写真のExif情報/IPTCデータを調べることができる高機能な画像解析ツール「Exif Viewer」というものをご紹介したいと思います。
「Exif Viewer」は、Firefoxで表示している写真やローカルに保存している写真のExif情報などを専用のウィンドウに詳しく表示することができるというものです。
アドオンをインストールすると、画像コンテキストメニューに[画像のExifデータを表示]という項目が追加されます。
これを実行すると専用のウィンドウが開き、(その画像にExif情報が付与されていれば)撮影機器や設定、画像管理情報など細かなデータが参照できるようになります。
*ツールメニューからも専用ウィンドウを開くことができます。
上段にはローカルファイル、画像URLの入力欄も用意されており、ここから任意のローカルファイルや指定URLを手入力し、画像の情報を表示させることができます。
また、このウィンドウ上部にはメニューバーも用意されており、ここから情報を印刷したり、履歴の参照、情報表示項目の選択などができます。
さらにおまけ機能?として、コンテキストメニューから「画像を回転して表示」することもできるようになっており、画像を別ウィンドウで開き、回転、拡大/縮小などができるようになります。
このように、まるでローカルの情報参照ツールを使っているかのように、Firefoxから写真の各種情報を知ることができるようになるというアドオンです。
専用ウィンドウでコントロールできたり、ローカルファイルの情報やIPTCデータも参照することができるなど、類似アドオンと比べてかなり高機能なアドオンですので、写真の情報などに興味がある方は、是非使ってみてください。
ダウンロード:Exif Viewer(Add-ons for Firefox)
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