この状態で他のタブを開き、新たに別のキーワードで検索を行いたいような場合、一旦バーの内容をクリアする必要があり、ちょっと面倒ですね。
検索バーにキーワードが残っていれば、いつでも同一キーワードで検索し直すことができて便利ですが、最初の検索結果はそのままにしておいて別のタブで検索を実行するような場合は、クリアされているほうが便利なこともありますね。
Firefoxアドオンの中には、検索後に検索バーのキーワードをクリアしてくれるようなものがいくつかあり、そのようなアドオンを使うことで、検索バーの状態をコントロールすることができます。
今回はそんなアドオンの中から、検索後に新規タブを開けばバーの内容をクリアし、元のタブに切り替えればそのキーワードを復元してくれるというちょっと変わったアドオン「Unsearched」というものをご紹介したいと思います。
「Unsearched」をインストールすると、検索バーにキーワードを入力して検索を実行後、違うタブを開くだけでバーの内容がクリアされます。
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その後、元のタブに戻るとバー内にキーワードが復元されるようになります。
たとえば、タブAで"Firefox"と検索した後、タブBを開くと検索バーの内容がクリアされ、その後タブBで"mozilla"と検索した後、タブAをアクティブにすれば、再び検索バーに"Firefox"というキーワードが記入された状態になるという具合です。
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タブAで検索結果をクリックして結果以外のウェブサイトを開いたり、別リンクを開いていても状態は保持されるようになっています。
このように、バーをクリアすることで次の検索キーワードが入力しやすくなったり、複数のタブで別キーワードによる検索が行いやすくなるというわけです。
別々のキーワードで検索しつつ、その結果を行き来したいような時に便利ですね。
キーワードをクリアするだけのアドオンではちょっと物足りないという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Unsearched(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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