一般的な方法としてはオンラインストレージなどを利用して第三者にファイルの保管を通知し、手順に従ってダウンロードしてもらうという方法がありますが結構面倒です。
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オンラインファイルストレージは、利用時に登録が必要だったり、受け取る方が使い方に四苦八苦したりしてかなり手間がかかる場合があります。
そんなときに一発送信できるのが「Quick File Post」です。
送信者、受信者ともにユーザー登録などは不要で、送信者がファイルをアップロードした際に表示されるURLを受信者にメールなどで知らせるだけで簡単にファイルを渡すことができます。
Firefox拡張機能として「Quick File Post」が容易されており、導入しておけば、すぐにファイルを送ることができます。
インストール後設定する項目は、「Quick File Post」のアイコンをステータスバーに出すかどうかだけです。
基本的にはチェックを付けておけばいいでしょう。そうすると、ステータスバーにこのようなアイコンが追加されます。
このアイコンをクリックするとポップアップでこのような窓が開きます。
開いた窓の上部テキストボックスで参照ボタンを押し、アップロード(送信)するファイルを自分のPCから選択します。
その下のテキストボックスはファイルについての説明などを記入できるようになっていますので任意で記入します。
(残念ながら日本語の注釈は文字化けします。)
その下のYes・Noは、上がファイルのプレビュー表示、下がファイルのリサイズを行うかどうかの選択になっています、画像ファイルなどを送信する場合はYesにしておくといいでしょう。
全てを設定したら、左側の”UPLOADNOW”ボタンをクリックします。
アップロードが始まります。(ファイルは暗号化されます)
完了すると、左のタブにURLとリンクコードが表示されますので、どちらかを受信者に知らせます。
受信者は、URLにアクセスするか、コードに表示されているURLをクリックすることによって送ったファイルのダウンロードページを開くことが出来ます。
ダウンロードページで、”Download”ボタンをクリックすればファイルをダウンロードすることができるというわけです。
送信できるファイルの容量は50MBまでとなっていますのでかなり大きなファイルも送受信可能です。
ファイルは、アップロード後90日まで利用可能ですいので、期間内であれば何度でもダウンロードできます。
かなり手軽なストレージ利用法ですので、頻繁に大きなファイルを送受信される方にはいいツールだと思います。