5-6個のタブを開いているだけなら、こんなときでも比較的簡単に再生中のタブを探し当てることができますが、20も30も開いているとどうにもならない時がありますね。
FirefoxやGoogle ChromeでYouTubeを視聴されている方なら、自動再生を停止するような拡張を使うことで、複数の動画を開いても音がいきなり鳴らないようにすることもできますが、それでも一つ再生した後にタブを移動したり他のタブを開いたりすれば同じような状況になってしまいます。
こんな時、どのタブから音が出ているのかが一目でわかるようになればかなり便利ですね。
そんな機能が現在公開されているGoogle Chromeのdev版であるバージョン27に試験実装されています。
このバージョンのGoogle ChromeでYouTubeの音声付き動画を視聴すると、タブに音が出ていることを知らせるインジケーターが表示されるようになります。
インジケーターはファビコン部に表示されるようになっており、音が出ている間はスペクトラムアナライザ風にアニメーションします。
同じYouTube動画のタブでも再生されていない場合は通常のファビコンが表示されますので、どのタブから音が出ているのかをすぐに判別することができます。
この機能はまだ試験段階のため、HTML5の試用が有効になっているYouTubeでのみ有効となりますが、将来的に様々な音が出るサイトで使えるようになればかなり便利ですね。
大量のタブの中から再生中の動画を探し出すのに苦労したことがある方は、試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Google Chrome dev
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