このブログでも先日いくつかのサービスやソフトをご紹介しましたが、MozillaユーザーならThunderbirdを利用するという手もあります。
Thunderbirdでフィードを読んでいる方はそう多くないと思いますが、高機能を求めないのならThunderbirdでもシンプルにフィードを読むことができます。
そこで今回は、Google リーダーからダウンロードしたxmlファイルをThunderbirdに取り込んでフィードを購読する方法をご紹介したいと思います。
まずは以下の手順で、ThunderbirdにGoogle リーダーへ登録されていたフィードを取り込みましょう。
1.先日の記事のように、Google リーダーからフィードリストをダウンロードする。
2.Thunderbirdでファイル→新規作成→[他のサービスのアカウント]を実行する。
3.アカウントウィザードが開きますので、[ブログとニュース]にチェックを入れ、[次へ]をクリック。
4.適当なアカウント名を付けて[次へ]。
5.[完了]ボタンをクリックします。
6.左サイドにメールアカウント同様[ブログとニュース](4で名前を付けた場合はその名前)が表示されますので、右クリックして[購読]を実行します。
7.[フィードの購読]ウィンドウが開きますので、下部の[インポート]をクリック。
8.ファイル参照ウィンドウが開きますので、GoogleからダウンロードしたXMLファイルを選択し、[OK]をクリックします。
9.フィードの読み込みが始まります。
10.読み込みが完了すると、左メニューの[ブログとニュース]以下にフィードリストが表示されます。
これで購読準備は完了です。
フィード(またはツリー)を選択して受信をクリックすることにより、メッセージ同様右上に記事タイトルが読み込まれ、記事タイトルクリックでメッセージペイン部に記事本文が表示されます。

ヘッダ部のURLをクリックすることにより、デフォルトブラウザで記事URLを開くことも可能です。
デフォルトの場合、記事は100分ごとに自動更新されるようになっていますが、[ブログとニュース]を右クリックし、[設定]を開けば確認時間の変更などを行うことができます。

また、デフォルトではフィードの表示形式がプレーンテキストとなっていますが、表示→[フィードの表示形式]から[Webページ]を選択することで、記事本体をメッセージペイン部に表示させて読むことも可能です。

このように、Thunderbirdにフィードを読み込ませることによって、メッセージ感覚で新着記事を読むことができるようになります。
一昔前のバージョンでは重くて使い物にならない面もありましたが、最近のバージョンではそう負担に感じることもなく、数十件程度のフィードなら軽快に処理してくれます。
フィードリーダーをどれにするか迷っているThunderbirdユーザーは、Thunderbirdでフィードを読むというのも選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
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「Bamboo」が提供されているようです。
さっき気づいたのでご報告まで
本当ですね。Thudnerbirdにビルトインできればちょっといいかもしれません。
一度試してみます。
情報ありがとうございました。