これにより、Google Chromeのように現在のセッションを保ったまま別ウィンドウで履歴などを記録しないブラウジングが可能となり、かなり使いやすくなると思われます。
しかし、Operaのように同一ウィンドウ内で通常ブラウズとプライベートブラウズを混在させることはまだできません。
別ウィンドウでプライベートブラウズができるようになることは歓迎すべきことですが、シングルウィンドウで特定のページだけプライベートブラウジングできればさらに便利になることは間違いないですね。
そんなプライベートブラウジングを実現したい方は、Firefox 20以降に「Private Tab」というアドオンをインストールすることで、Operaのように同一ウィンドウ内に通常タブとプライベートタブを開くことができるようになります。
「Private Tab」をインストールすると、Appメニュー内に[New Private Tab]という項目が追加されます。
これを実行すると新規プライベートタブが開き、そこで開いたページはプライベートブラウジングモードとなります。

プライベートブラウジング中はタブのページタイトル下部に青い破線が表示され、それがプライベートタブであることを識別できるようになっているほか、プライベートタブをアクティブにしている間はAppボタンが紫に変化します。

*ツールチップでも確認できます。
タブコンテキストメニューにも[Private Tab]メニューが追加され、ここから任意のタブをプライベートモードにしたり、プライベートタブを通常タブに戻すことが可能です。
また、リンクコンテキストメニューにも[Private Tab]メニューが追加され、任意のリンクをプライベートタブで開くこともできるようになっています。
*デフォルトのプライベートウィンドウも併用可能ですので、ウィンドウで開く必要がある場合も問題なく作業を行えます。

このように、Operaライクなプライベートブラウジングが可能になるというアドオンです。
まだ正式公開されていないFirefox 20ですが、すでにBeta版を試用/常用されているという方は、この便利なアドオンを試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Private Tab(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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