このようにサイトを編集する場合、ページのどの部分に画像を置けばうまくはまるのか、どの程度の文章量なら枠内に収まるのかなどを考えてテストすることもあると思いますが、単にテストだけのためにローカルソフトを立ち上げたり、ブラウザでプレビューするのも面倒ですね。
Firefoxに「Webpage Editable Switch」というアドオンをインストールしておけば、こんな時でもブラウザだけである程度の編集テストを行うことができるようになります。
「Webpage Editable Switch」をインストールすると、ツールバーに閲覧中のサイトを編集モードへ切り替えるボタン
このボタンをクリックすると、ちょうどキャレットブラウズモードになったようにクリックした位置にカーソルが表示されるようになります。
この状態でBackSpaceキーを押せばページ内の文章を削除することができるようになり・・
そのままエディタを使うように文章を入力することができるようになります。
もちろん文章を選択してカット&コピーしたり、クリップボードのテキストを貼り付けたりすることも可能です。
*検索窓や広告などの要素もカットすることができます。
また、文章だけでなくローカルにある画像をドラッグ&ドロップで挿入することもできます。
画像は選択してサイズ変更することもでき、その際画像サイズもちゃんと計測することができます。
編集した内容はそのまま印刷することも可能ですので、簡単なモックアップを作って提案したり、資料にする際、余計な要素を削除してから印刷するというような用途にも使えます。

ツールバーボタンを再度クリックすれば通常モードに戻り、編集済みのページはリロードすることで元に戻すことができます。
このように、ボタン一つでウェブページの内容を簡単に編集することができるようになるというアドオンです。
類似アドオンはいくつかありますが、ボタン一つで編集モードに切り替えることができるなど、操作性がシンプルなのがいいですね。
サイト管理者はもちろん、そうでない方でも便利に使っていただけるアドオンだと思います。
ダウンロード:Webpage Editable Switch(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
<関連記事>
■Firefoxで閲覧中のWebページスタイルを自在に変更してGreasemonkeyスクリプトとして保存できるアドオン「Platypus」
■閲覧しているページのCSSをリアルタイムに編集して状態を維持できるGoogle Chromeエクステンション「Stylebot」
■表示ページを自由自在に編集してソースを取得できるFirefoxアドオン「Edit Page」
■コード編集なしでウェブページの要素を自由に動かすことができるブックマークレット「Liquid Page」
■ページ印刷時に不要なものを隠したり削除したりできるFirefoxアドオン「Print Edit」
■ページのヘッダ要素をすぐに確認することができるFirefoxアドオン「Professor X」