本バージョンではウィンドウ単位でのプライベートブラウジングや新しいダウンロードUIの採用、プラグインの個別終了が可能になるなどの変更が加えられています。
すでにBeta版をご利用の方は、ヘルプメニューよりアップデートすることが可能となっています。
Firefox 20.0 Beta1の主な新機能、改良点などは以下の通りです。
■ウィンドウ毎のプライベートブラウジングに対応。
従来のようにアクティブウィンドウを丸ごとプライベートモードにするのではなく、Google Chromeのように別途プライベートブラウジング用のウィンドウを開くことができるようになりました。
■新しいファイルダウンロードUI
ツールバーからのポップアップでダウンロード状態を表示します。Firefox 19では試験実装でしたが、20.0 Beta1ではデフォルトで機能が有効となっています。
■プラグインの応答が45秒間ない場合、ブラウザをフリーズさせることなくプラグインを終了→再起動できるようになりました。
■サードパーティソフトウェアやabout:configでロケーションバー検索用の検索エンジンが変更された場合、初期設定に戻すかどうかユーザの意思を確認するようになりました。
参考記事:「Firefox 19.0」に搭載されたロケーションバー検索エンジン変更時の警告機能。
■ページ読み込み、ダウンロード、プログラム終了などのパフォーマンスを改善。
■クラッシュレポータで「詳細...」ボタンが動作しないことがある問題を修正。
■高解像度モードでUnityWebPlayerプラグインが動作しない問題を修正。
その他にも複数の開発者向け機能の改良などが行われています。
リリースノート(ja)
様々な新機能を搭載し、さらなるパフォーマンス向上を目指す次期Firefoxに興味のある方は、テスト版であることを了承の上、試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Firefox 20.0 Beta1(mozilla.jp)
<関連記事>
■【Firefox 20.0 a2】(Aurora)リリース。プライベートブラウジングがウィンドウ単位で可能に。
■【Firefox 19.0】リリース。ビルトインPDFビューアがデフォルトで有効に。
■【Firefox 19.0 Beta 1】リリース。