このように複数のブラウザをインストールしている場合、お気に入りのブラウザをデフォルトブラウザとして設定しておく必要があります。
メールやその他外部アプリからリンクをクリックした場合、このデフォルトブラウザが自動的に起動してURLを開くようになっているわけですが、時にはデフォルト以外のブラウザで開きたい場合もあると思います。
FirefoxアドオンやGoogle Chrome拡張機能の中には、このような場合でもほかのブラウザにURLを渡して開き直すような機能を持ったものがいくつかありますが、とりあえずデフォルトブラウザで開く必要があり、手間がかかってしまいますね。
Macユーザーなら、「Choose Wisely」というアプリを導入することで、外部アプリからリンクを開く際、利用するブラウザを選択して開くことができるようになります。
「Choose Wisely」は、メッセージ内のリンクなど外部アプリからURLを開く際、あらかじめ設定しておいた複数のブラウザの中から利用したいものを選択し、そのリンクを好みのブラウザでダイレクトに開くことができるというものです。
アプリをインストールしたら、まずはデフォルトブラウザを「Choose Wisely」に変更する必要があります。
デフォルトブラウザを変更するにはsafariを開き、環境設定→一般→「デフォルトWebブラウザ」部で「Choose Wisely」を選択します。
次に「Choose Wisely」を起動します。
起動すると以下のようなウィンドウが開き、初期状態ではsafariのみが表示されています。
ここにFinderなどから目的のブラウザのappアイコンをドラッグして候補を登録するようになっています。
見本の場合、Firefox.appを追加し、リンクを開く際にsafariとFirefoxから選択できるようにした例です。
これで外部アプリからリンクをクリックした際、「Choose Wisely」がまず開くようになり、目的のブラウザアイコンをクリックすることでそのリンクを任意のブラウザで開くことができるようになるというわけです。
なお、「Choose Wisely」起動中のメニューバーからは登録済みのブラウザを起動したり、ウィンドウ内にブラウザ名やバージョン情報、開こうとしているURLの表示欄を表示させることが可能です。
複数のブラウザを併用されていて、目的や環境に応じて開くブラウザを変えたいという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード：Choose Wisely（Mac OS X 10.6 Snow Leopard以上）
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