実はこれらアドオンはいつからか所有者が変更されており、現在の所有者はアドオン利用者のブラウジング情報を収集しているという事実が判明しています。
現所有者は[wips]というウェブ分析企業となっており、[AutoCopy]、[Fasterfox Lite]利用者は、この企業にOS情報やブラウジングに関する履歴、訪問日時、滞在時間などが送信されるという恐ろしいことになっています。
これら情報収集関しては[wips]に明記されてはいますが、AMOにはなんら情報は記載されておらず、ユーザーはアドオン所有者が変わったことやプライバシー情報が垂れ流しになっていることさえ気が付かないような事態となっています。
この件に関してはすでに各アドオンのレビュー欄や、国内外ブロガーの記事にも報告があります。
■[AutoCopy]のレビュー抜粋
○「悪いアドオンです。近づかないこと!」
○「統計を送信することについて、ユーザーが心配しているとを理解していますか? 」
○「バージョン1.0.8から、利用統計の送信をオフにするためのオプションが消えている。もはや送信を停めることは不可能である。私はAutocopyを使用しないことを強くすすめます。代替アドオンとしてAutocopy 2を試してみてください。」
これに対し、所有者は「心配する必要はありません、我々はいかなるスパイウェア、スパムや広告なしでこのアドオンを無料提供します。」とよくわからない回答をしています。
参考記事:【続報】「Fasterfox Lite」がこっそりウェブサイトのアクセス状況を情報収集していた!! [バッキーの日々是爆食] では、この情報送信にabout:config設定で対処を試みたが、設定を無視してデータが送信されていることなどが報告されています。
参考記事:https://api.wips.com/check?って何?[ポイ探]でも同様の報告がされています。
参考記事:How companies take advantage of Mozilla’s Addon repository[.ghacks.net]では、この件に関して所有者にメール、電話で行ったやりとりについても報告しています。
その内容は、「過去にそのようなことがあったが今はやっていない。収集した情報は分析のみに利用している」「情報送信はオプション設定で無効にできる」などの回答を得たが、オプションを無効にはできず、情報は送信し続けられていると結論付けています。
同社はその他にも
BlockSite,Simple Adblock,Youtube,Search,Facebook Notifications,gPDF,Weather Now,Wiki,Handy Maps,Custom Newsといったアドオンを所有しており、それらの最近のレビューにも「情報送信注意」「使うべきでない」などといったコメントが多数寄せられています。
上記アドオンをご利用の方は、即刻アンインストールするか、改善されるまで機能を無効化することをおすすめします。
<関連記事>
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で、アドオンの削除ボタン押した途端に、件の"wips.com"からアンケートを求める画面が…。
いやぁ、こわいこわい。
レビューが大荒れになっています。
about.configにて【BlockSite】でチェックすると
設定名で関連が9個あります。
BlockSiteを完璧にクリアすることが
できますか?
はじめまして。管理者です。
アンインストールしたアドオンの設定が残った場合、「eCleaner」というアドオンを使うことで削除することができます。
このブログの検索窓で「eCleaner」と検索すると記事が出てきマスので、よろしければご参照の上、お試しください。
たしか。