本バージョンでは組み込みPDFビューアの標準化やHTML 5関連の新機能搭載など、複数の改良が施されたものとなっています。
すでにBeta版をご利用の方は、ヘルプメニューよりアップデートすることが可能となっています。
Firefox 19.0 Beta 1の主な変更点などは以下の通りです。
■テーマをサポート。
■繁体字と簡体字をサポート。
■ビルトインPDFビューアが標準で有効に。
従来から搭載されていた実験的な機能ですが、本バージョンからはabout:configで設定を行うなどの作業を行うことなく、PDF文書クリック時に自動的にビルトインビューアで開くようになっています。
参考記事:Firefox 15以降に搭載されているPDFビューア機能を有効にする方法。
■Canvs要素に描かれた画像をcanvas.Blob()を利用して出力可能に。
■CPUの動作要件を600MHzに引き下げ。
■CSSの@pageをサポート。
■CSSのViewport-percentage lengthsを実装。
■CSSのtext-transformがfull-widthをサポート。
■バックスペースを押した際、カーソル前後の文字が消えることがあった問題を修正。
以上のような変更/修正などが行われたものとなっています。
リリースノート(ja)
PDFビューアの有効化以外は地味な変更となりますが、その他にも様々な修正が行われているものと思われますので、次世代Firefoxをテストしたいという方は、ダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Firefox 19.0 Beta 1(mozilla.jp)
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