しかしオンラインショッピングには危険が潜んでいるというのも事実で、それなりの注意や準備を行い自分の身を守る必要があるというのも昔から言われていることです。
そんなオンラインショッピングが安全にできているかどうかについて、あらためてチェックしておきたいという方は、The Denのブログ記事「8 Tips for Safe Online Shopping」を参考にして自分の環境を見直してみてはいかがでしょうか。
この記事ではFirefox(および他のすべてのブラウザ)を使ってオンラインショッピングを安全に行う方法について以下のような8つの注意点を喚起しています。
1.最新バージョンのFirefoxを使用する。
古いFirefox(ブラウザ)には安全性の問題が残っていることがあります。意識していなかった方はいますぐヘルプ→[Firefoxについて]よりバージョンの確認、およびアップデートを実行してください。
2.慣れ親しんだサイトを利用する。
Amazonなど歴史と信用のあるサイトでショッピングを行うのは比較的安全です。よくわからないサイトで買い物をする場合はそのサイトのプライバシーポリシーとセキュリティ対策に関する情報をよく確認してください。
3.サイトが安全であるかどうかを確認する。
もっとも簡単な方法はURLを見て[https]接続が行われているかを確認することです。また、保護されたウェブサイト上にあることを示す"パドロック"アイコンがロケーションバーにあるかどうかを確認するのも有効です。
4.クレジットカードの代わりにデビットカードを使用する。
利用限度額が特定の金額に限定され、より安全な決済が行えます。ワンタイムデビッドやギフトカードならさらに安全です。
5.サイトに個人情報をできるだけ提供しない。
時にメジャーなサイトがハッカーの餌食となり、そのサイトが集積している個人情報を盗むことがニュースになっています。そうなっても被害が最小限で済むよう、誕生日やクレジットカード情報、個人的なIDなどをサイト側に預けるのは極力避けましょう。
6.強力なパスワードを使用する。
ショッピングサイトにアクセスするためのパスワードが1234である場合、ハッキングに対してかなり脆弱です。"Ireadthedenblog2"のように数字や特殊文字を含む語句を使用した強力なパスワードを利用しましょう。
7.ショッピングは自宅でする。
公共のPCなどを利用してショッピングをするのは危険です。自分のPCでない場合は個人情報やIDを入力するような作業は避け、商品検索程度にしておきましょう。
8.クレジットカードの利用履歴を確認する。
毎月のクレジットカード明細をきちんとチェックし、その請求は本当にあなたが買い物のために支払うべきものかどうかを調べる習慣を身につけてください。
以上のように、当たり前のようでうっかり見過ごしてしまいがちな注意点が列記されています。
ネット初心者の方はもちろん、オンラインショッピングを日常的に行っているユーザーも、このような点をしっかりチェックして安全な買い物を楽しんでください。
原文:8 Tips for Safe Online Shopping(blog.mozilla.org)
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