最近ではこうしたプラグインが原因で安全性が損なわれる危険に見舞われたり、Firefox自体が不安定になってしまうようなことも多々あり、ユーザーはこうした問題に対処するため、定期的に最新版のプラグインであるかどうかを確認して更新する必要があるのはよく知られている通りです。
Mozillaでは、こうしたプラグインの更新をスムーズに行うことができるよう、「プラグインチェック」ページを公開しており、ここへアクセスすれば現在利用中のプラグインが最新であるかどうかを確認したり、最新版のダウンロードページへジャンプすることができます。
しかし、このプラグインチェックページへアクセスするには、ブックマークなどをしておくか、アドオンマネージャのプラグインセクションから「プラグインが最新であるかどうかを確認する」必要があり、うっかりすると長期間チェックするのを忘れてしまったりしますね。
Mozillaでもこのようなユーザーを守るために、脆弱性などが見つかったプラグインをブロックするなどの対処を始めていますが、基本的にはユーザーが定期的に更新をチェックし、最新版を導入する必要があります。
Firefoxに「PlugIn-Checker」というアドオンをインストールしておけば、この面倒なプラグインチェックをアドオンバーの専用ボタンをクリックするだけで実行することができるようになります。
「PlugIn-Checker」をインストールすると、アドオンバーに専用のボタン が設置されます。
このボタンをクリックすると以下のようなポップアップが開きます。
ポップアップ内にある上のアイコンをクリックすることで新規ウィンドウ、下のアイコンをクリックすることで新規タブにプラグインチェックページを開くことができます。
ただこれだけのアドオンですが、プラグインチェックを忘れがちな方にはそれを促すことになるでしょうし、定期的にチェックをされている方もそのプロセスが簡素化されて便利になるのではないでしょうか。
ダウンロード:PlugIn-Checker(Add-ons for Firefox)
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本稿にて紹介のアドオン、さっそくインストールして確認してみましたが、日本語環境においては利用に注意した方がよさそうです。
本アドオンのジャンプ先となるプラグインチェックページは英語版のもので、日本語版のページとは判定基準が異なっているようであり、そのまま鵜呑みにすると不要なインストールを実行することにもつながり、かえって手間が増えかねません。
少なくとも日本語環境で使用する際はこのアドオンは使用せず、ツールメニューからアドオンマネージャを用いて確認した方が無難です。