本バージョンでは Social APIへの対応をはじめ、発者向け機能の追加、パフォーマンス向上のための様々な変更・修正などが行われており、すでにベータ版をご利用の方は自動アップデートが可能となっています。
Firefox 17.0 Beta 1の主な変更点などは以下の通りです。
■ Social APIに対応
参考記事:Social API に対応した Firefox の最新ベータ版をテスト用に公開しました
■Click to playに、ユーザーの許可なしに実行されるプラグインのバージョンの脆弱性を防ぐ仕組みを実装。
■Mac OS X 10.8の通知センターをサポート。
■大きいアイコンとロケーションバーを変更。
■JavaScript のMapsとSetsがイテラブル (反復可能なオブジェクト) として利用可能に。
■SVG FillPaint、StrokePaintを実装。
■Webコンソール、デバッガ、および開発者用ツールバーをより速く、容易に使用できます。
■ページインスペクタの新しいマークアップパネルは、DOMを簡単に編集することができます。
■iframeにSandbox属性がサポート。セキュリティ向上に役立ちます。
■新規タブページなどの修正を含む20以上のパフォーマンス向上。
■ポインタロックはWebアプリでは動作しません。
■固定ヘッダとサイト上のページスクロールを修正。
以上のような改良、修正などが行われています。
リリースノート(ja)
現時点ではまだファーストベータであることから、動作が不安定になるなどの不具合が生じる可能性もありますが、興味のある方はテスト版であることを了承の上、次期Firefoxを試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Firefox 17.0 Beta 1(mozilla.jp)
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