現時点では本脆弱性を悪用した被害は報告されていないとのことですが、ユーザーは近日リリースされる16.0.1を待つか、15.0.1にダウングレードするなどの措置が提案されています。
今回見つかったFirefox 16.0の脆弱性は、「悪意のあるサイトによって、ユーザが訪れたことのあるサイトの URLやURLパラメータを判別される潜在的可能性があるという問題」というものです。
現時点で本脆弱性を利用した被害などは出ていないと記述されていますが、MozillaはFirefox 15.0.1へ一時的にダウングレードするか、本脆弱性を修正して一両日中にリリースされる予定の「Firefox 16.0.1」を待つようにとアナウンスしています。
気になるユーザーは念のためダウングレードなどを行うことをおすすめします。
なお、すでにFirefox公式サイトでは15.0.1のダウンロードしかできないようになっています。
ダウングレードを行うにはいつものように公式から15.0.1をダウンロードした上でセットアップを行ってください。
参考記事:Firefox 16 のセキュリティ脆弱性について
ダウンロード:Firefox 15.0.1(Mozilla.jp)
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