このような場合、通常ならエクスプローラを開いてから情報提供サイトに記述された[C:\Program Files\Mozilla Firefox]などのパスを追い、目的の場所を開く必要があります。
しかし、Firefoxのプロファイルをはじめ、目的のフォルダが深いところにあるような場合は、エクスプローラとウェブページを見比べながら階層を開いていくのが結構面倒だったりしますね。
Firefoxに「Local Filesystem Links」というアドオンをインストールしておけば、こんな時でもコンテキストメニューから一発で目的のローカルパスを開くことができるようになります。
「Local Filesystem Links」は、ウェブページに記載されているローカルURIを選択し、コンテキストメニューから[Open with Windows Explorer]を実行するだけで、Windowsエクスプローラでその場所を開いてくれるというものです。
↓
*記述がファイル名に及んでいる場合はそのファイルが選択された状態でエクスプローラが開きます。
*該当箇所が無い場合は以下のようなエラーダイアログが表示されます。
また、ウェブページ上に[file:///]のような記述があるかどうかを自動的にスキャンする機能も備わっており、そのような記述が見つかった場合は右端にアイコンが付与されます。
これをクリックすることで、同じようにエクスプローラで該当箇所を開くこともできます。
アドオンバーには専用のボタンが追加され、このボタンをクリックすることで機能の状態が確認できるほか、[Oputions]をクリックすることでオプション設定を開くことができます。
オプション設定では機能の無効化のみ可能となっています。
このように、手動でローカルパスを開くよりはるかに速い作業が可能になるというアドオンです。
ウェブページ上のローカルURIを参考に作業を行うことが多いという方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Local Filesystem Links(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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