また、Operaはタブスタッキング機能を標準装備しており、タブがオーバーフローする際、いくつかのタブを別のタブへドラッグすることでより多くのタブを見える状態にしておくことができます。
Google Chromeにはこのような機能は備わっていませんが、近い将来の安定版にはこのタブスタック機能が備わる予定になっているようで、現在dev版でその機能が試用できるようになっています。
Google Chrome devバージョンをご利用の方は、以下の手順でこのタブスタッキング機能を有効にすることができます。
1.オムニバーに[about:flags]と入力し、「試験運用機能」ページを開く。
2.画面をやや下部にスクロールし、「重ね表示タブ」という項目を「有効にする」
3.Chromeを再起動する。
これでタブバーの幅に収まりきらないタブを開いた際、オーバーフローするはずだったタブ
が左右のタブに重なり合って表示されるようになります。
端が見えているタブをクリックしてアクティブにすると、スタックされる場所が左右に適宜移動するようになっています。
場合によっては左右に複数個のスタックが作られることもあり、今までとは比較にならないほど多くのタブをバーに表示させておくことが可能です。
試験機能ではありますが、Google Chromeのdev版をご利用の方で、タブをできるだけオーバーフローさせたくないという方は、有効化しておいてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Google Chrome dev(Chrome Release Channels)
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