本バージョンはネイティブPDFのサポートやSPDYネットワークプロトコル v3への対応などの新機能が搭載されているほか、多くの開発者向け機能の実装などが行われたものなっています。
Firefox 15.0 Beta1の主な新機能・改良点などは以下の通りです。
■ネイティブPDF対応を試験実装。(Aurora/Beta のみ)
■SPDYネットワークプロトコルv3に対応。
■パフォーマンスを向上させる圧縮テクスチャの対応など、WebGL機能を改良。
■アドオンのメモリ使用量を最適化。
■開発ツールにJavaScriptデバッガを統合。
■インスペクタに新しいレイアウトビューを追加。
■CSS word-breakプロパティを実装。
■高精度イベントタイマーを実装。
■サイトのデスクトップ向けレイアウトとモバイル向けレイアウトを切り替えられるレスポンシブデザインツールを追加。
■Opusオーディオコーデックにネイティブ対応。
■source要素のmedia属性に対応。
■audio/video要素のplayed属性に対応。
以上のような改良が行われています。
リリースノート(ja)
15.0ではAustralisテーマなどの採用はされず、見た目に変化もなく地味な改良にとどまっていますが、安定性や安全性は改良されているものと思われます。
興味のある方は、不安定要素のあるテストバージョンであることを念頭に、自己責任にてご利用ください。
ダウンロード:Firefox 15.0 Beta1(mozilla.jp)
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