これらバージョンをインストールして試しに起動したことがある方も多いと思いますが、同じプロファイルを異なるバージョンで起動すると、その都度アドオン互換性チェックが起動されるということに気が付いている方も多いと思います。
たとえば、普段Firefox 13のために使っているプロファイルでAuroraなどを起動すると、起動時に以下のようなダイアログが開き、互換性のチェックが始まります。
そしてテストが済んだ後、元のバージョンで起動しなおすと、また同じチェックが開始されるようになっています。
このような動作は時に数分かかることもあり、すぐに使いたいという方にとってはイライラさせられることもありますね。
そんな方は、Firefoxに「Skip Addon Compatibility Check」というアドオンをインストールしておくことで、このように異なるバージョンのFirefoxを起動した際でも、アドオンの互換性チェックをスキップすることができるようになります。
また、同じように違うバージョンのFirefoxを起動した場合、「更新されました・・」的ないわゆる[What's New]ページが表示されますが、このアドオンのオプション設定を開き、[No]にチェックを入れておくことで、このようなページも表示されないようにすることも可能です。

これで待ち時間や余計なページを開くこともなく、スムーズにバージョンを切り替えて起動させることができますね。
現行バージョンだけでなく、(プロファイルを分けずに)複数のテストバージョンなどを起動することもあるという方は、インストールしておいてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Skip Addon Compatibility Check(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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