本バージョンでは、Google検索の暗号化やロケーションバー補完機能の追加のほか、様々な改良が施されています。
Firefox 14.0 Beta1の主な新機能・改良点などは以下の通りです。
■Firefoxの検索バーなどから利用できるGoogle検索を暗号化。
■OS X Lionのフルスクリーンに対応。
■プラグインコンテンツをクリックしてから読み込めるようにする機能を追加。この機能を試すには、about:configにて[plugins.click_to_play]の値を[true]に変更する必要があります。
■ロケーションバーで以前入力したURLが自動補完されるようになりました。この機能を無効にしたい場合はabout:configにて[browser.urlbar.autoFill]を[false]にします。
■サイトアイコンによるSSL暗号化接続状態の偽装を防止するため、サイト識別情報のデザインを改善。
■ポインタロックAPIを実装しました。
■ディスプレイをスリープさせないようにするAPIを実装。
■テュルク諸語とギリシャ語のCSS text-transform、 font-variantを改善。
■Mac OS Xで、マルチディスプレイ使用時にnsCocoaWindow::ConstrainPositionが間違ったディスプレイを使用する問題を修正。(Bug 752149)
■要素のクラス名がJavaScriptによって設定されたときに生じるCSS :hoverのリグレッションを修正。(Bug 758885)
以上のような新機能の搭載、改良が行われています。
リリースノート(ja)
地味な改良が多いですが、次世代Firefoxをいち早く試してみたいという方は、試用版であることを了承のうえ、自己責任にてインストール・ご利用ください。
ダウンロード:Firefox 14.0 Beta1(mozilla.jp)
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