本バージョンは、ファイルストレージを利用した巨大ファイル添付機能の搭載をはじめ、重要度の高いセキュリティ問題の修正などが行われたものとなっています。
すでにThunderbirdをご利用の方は、ヘルプメニューからのアップデートが可能となっています。
Thunderbird 13.0の主な新機能、改良点などは以下の通りです。
■Filelink: 巨大ファイルをメッセージへ直接添付する代わりにオンラインストレージサービスへアップロードし、そのダウンロードリンクを送信できるようになりました。これにより、容量超過でメッセージが返送されてくる問題を防ぎます。
関連記事:【Thunderbird 13.0 Beta1】リリース。添付ファイルをオンラインストレージにアップできる機能を追加。
■Gandi、Hover両社との提携により、Thunderbird内で直接独自メールアドレスを取得できるようになりました。
■いくつかのセキュリティ問題を修正。この中には重要度区分最高が4 件、高2件、中1件が含まれています。
■Windows版のシステム要件がWindows XP Service Pack 2以上になりました。今後 Windows 2000とXP SP1には対応しません。
以上のような新機能の搭載、改良などが行われています。
リリースノート(ja)
なお、Thunderbird 3.1、およびThunderbird 5 〜12のサポートはThunderbird 10法人向け延長サポート版を除きすべて終了しています。
今回は重要度の高いセキュリティ問題の修正なども含まれていますので、これらのバージョンをご利用の方は早急にアップデートされることをおすすめします。
ダウンロード:Thunderbird 13.0(mozilla.jp)
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