ネットでも地震情報が頻繁に提供されているほか、最近では地震発生時にアラートを発してくれるスマートフォンアプリなども数多く公開されています。
こうしたツールを利用することも、日頃から災害に備えておくという意味では正しいことだと思います。
しかし、このような情報はいつどんな時でも得ることができなければあまり意味が無いですね。
Firefoxユーザーなら、「eQuake Alert++」というアドオンをインストールしておくことで、ブラウジング中でも地震情報を受け取ることができるようになります。
「eQuake Alert++」は、世界中で発生した地震情報をFirefoxのアドオンバーに表示し、地震の規模、震源の位置などといった詳細情報を素早くチェックすることができるというものです。
アドオンをインストールすると、アドオンバーに以下のような地震情報が表示されるようになります。
ここには地震の規模を示すマグニチュード、震源の深さ、発生場所の地名が表示されるようになっており、情報は5分ごとに更新されるようになっています。
表示部の右クリックメニューからは情報更新間隔の変更、後述するシェイク機能のプレビュー、即時更新などが可能となっているほか、[Recent Quakes]以下からは最近起こった地震情報一覧の参照、[Your Quakes]以下には東日本大震災エリアの地震情報が表示されるようになります。
■最近起こった地震情報
■東日本大震災エリアの情報
また、それぞれの情報をクリックすることで、そのエリアをGoogle マップで表示することも可能です。
*マップ下部の[more info]をクリックすれば、「USGS」のサイトで詳細情報を見ることもできます。
オプションでは、以下のような詳細設定が可能です。
○情報更新間隔
○日付の表示
○時間の12時間表示
○詳細情報を新規タブで開く
○ステータスバーアイコンの表示
○ステータスバーメッセージ(地震情報)のフォーマット
○ブラウザのシェイク:有効にしておけば、地震発生時にFirefoxの画面を揺らして通知します。
○アラートボックスの表示
また、Geomapセクションでは、地図に表示するエリアの指定、マグニチュードの閾値などが設定できます。
以上のように、通知スタイルを細かく設定することが可能です。
地震情報は、アプリを使うか専用のサイトにアクセスしなければ見ることができないのが普通ですが、このようにブラウジング中にリアルタイムで確認することができれば、より柔軟な対応ができるかもしれませんね。
地震発生情報は常にチェックできるようにしておきたい、という方はインストールされてはいかがでしょうか。
ダウンロード:eQuake Alert++(Add-ons for Firefox)
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