こんな時にはタスクバーの時計も目に入りにくく、時間の間隔がいつのまにか無くなってしまうものですね。
特に用事がなければこんなうっかりも問題ありませんが、もし本当に出かけないといけなかったり仕事に戻らなけれればならない場合、うっかり閲覧し過ぎてしまったでは済まされませんね。
Firefoxに「Time Limiter」というアドオンをインストールしておけば、こんな時でもブラウジングを続けてしまうようなこと無く、きっちり時間通りにブラウジングを終了させることができるようになります。
「Time Limiter」は、その名の通り、特定(または全て)のURLの閲覧可能時間を任意に設定し、その時間が経過すると警告を発したり閲覧をブロックすることができるようになるというものです。
アドオンをインストールしたら、まずはURLの指定や警告・ブロックに関する設定を行う必要があります。
ページコンテキストメニューから[Time Limiter]をクリックすると、以下のような設定画面が表示されるようになっています。
ここで[New]をクリックすると、ルール作成画面が表示されますので、この画面上部に制限をかけたいURL、または[*.*](全てのURL)を入力します。
*メニューから[Time Limiter - add/edit this page]をクリック、またはツールバーに設置できる専用のボタン をクリックすれば、アクティブページのURLが自動記入された設定画面が表示されます。(設定済みの項目を編集できます。)
制限モードはリマインドモード、ロックモードの2種から選択できるようになっています。
たとえば、[Remind mode]にチェックを入れ、[Timer]部に任意の時間(分)を入力してOKをクリックすれば、そのURLを閲覧して指定時間が経過すると警告ダイアログが表示されるようになります。
モードを[Lock mode]にした場合は指定時間経過後に以下のような警告ページが表示され、そのURLがそれ以上閲覧できなくなります。
*ロック中は設定を開こうとしても以下のようなダイアログが表示され、設定画面にアクセスできません。
*設定画面内の[Option]部でパスワードを設定しておけば、閲覧制限時でもパスワードを入力することで設定画面にアクセスすることができます。
*リマインダ・ロックモード適用サイトを開いている場合、タブに閲覧可能残り時間が表示されます。
なお、このロックモードは以下のような3種のモードから選択できるようになっています。
[after]:右側の空白に指定時間(分)を記入しておくことで、ロックされてもその指定時間後にはロックが解除されます。
[every day]:毎日指定した時間だけそのサイトを閲覧できます。ロックされたら翌日まで閲覧することはできません。
[advanced time control]:[Edit]をクリックすると以下のような設定画面が開きます。ここで○曜日の□時にチェックをいれておけば、その時間帯のみ閲覧が可能となります。(複数チェック可能)
以上のように、多彩なモードで閲覧時間の制限、および特定URLの閲覧可能時間帯を指定することができます。
会社で個人的なブラウジングを制限したい方、夜中まで動画を楽しんでしまって寝不足気味の方など、自制心をコントロール出来ない方は使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Time Limiter(Add-ons for Firefox)
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