こんな時、Firefoxのサイト内検索などを利用すればある程度の判断は付きますが、リンクURLに含まれた文字列を探すような時には役に立たないこともあります。
たとえば、自サイトへのリンクがページのどこに含まれているのかを探したいようなことは良くあることだと思いますが、URLを直接表記していないような場合見つけるのは非常に難しいですね。
このように、デフォルトのページ内検索では探しにくいキーワードも、「Link Stalker」というアドオンを使えば、簡単に探し出すことができるようになります。
「Link Stalker」は、あらかじめセットしたフレーズが、ページ内のテキストはもちろん、リンクやAltテキストに含まれているかどうかを判別し、該当箇所をハイライト表示してくれるというFirefoxアドオンです。
アドオンをインストールすると、アドオンバーに機能の有効・無効ボタン が表示されます。
ますはこのボタンを右クリックし、オプション設定から検索フレーズのセットを行う必要があります。
オプション設定の[Phrases]タブの空白部分にハイライトさせたいキーワードを入力して[+]ボタンをクリックし、下部の[Save]ボタンを押すことでフレーズの登録を行うことができるようになっています。
フレーズは複数登録することが可能で、不要になったフレーズにマウスを乗せ、表示される[×]ボタンをクリックすることで削除できるようになっています。
フレーズ設定後は、ウェブページ内のテキスト、URL、Altテキストなどにフレーズが含まれていた場合、該当部分が黄色くハイライトされるようになります。
これにより、一見関係無いようなアンカーテキストで示されたリンクにも、そのフレーズが含まれていることが一目でわかるようになるというわけです。
一度フレーズを設定すると常時ハイライトされるようになりますが、アドオンバーボタンをクリックすることで機能を無効化することができます。
オプション設定の[Settings]タブでは、[テキスト(Alt属性)][タイトル(アンカーテキスト)][URL]といったハイライト対象を変更できるほか、大文字小文字の区別、文字列のみといったようにハイライトさせる状態を変更することが可能です。
このように、表示しているページから、興味があるフレーズや自サイトへのリンクなどを簡単に探し出すことができるようになるというアドオンです。
ページ内検索だけでは物足りないという方は、こういったアドオンも試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Link Stalker(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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