本バージョンでは、新規タブページによく訪問するサイトのサムネイルが表示されるようになったり、SPDYプロトコルの利用がデフォルトで有効になるなどの新機能が搭載されています。
Firefox 13.0 Beta 1の主な新機能・改良/修正点などは以下の通りです。
■新規タブページによく訪問するページがサムネイルで一覧表示されます。
■既定のホームページ下部からブックマーク、履歴、設定などを素早く簡単に開けるようにしました。
■SPDYプロトコルが初期設定で有効に。これにより対応サイトでのブラウジングが高速化されます。
不要な方はabout:configにて[network.http.spdy.enabled]を[false]に変更してください。
■復元したバックグラウンドのタブを初期設定で読み込まないようにして起動を高速化。
■スムーズスクロールを初期設定で有効に。
■ページインスペクタ、HTMLパネル、スタイルインスペクタ、Scratchpad、スタイルエディタに合わせて72の改良を実施。
■column-fill CSSプロパティを実装。
■ECMAScript 6のMap/Setオブジェクトを試験実装。
■CSS3 background-positionプロパティの拡張構文に対応。
■:invalid疑似クラスをform要素にも適用。
■CSSの回転を表すangle単位に対応。
以上のような新機能の搭載、および改良などが行われています。
リリースノート(ja)
正式版のリリース予定は6月5日となっていますが、いち早く最新Firefoxを試してみたいという方は、不安定要素のあるテストバージョンであることをふまえた上で、自己責任にてご利用ください。
なお同日、次々期バージョンのテスト版「Firefox 14.0a2」もBetaと同ページでダウンロードが可能となっていますので、興味のある方はこちらも触ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Firefox 13.0 Beta 1(mozilla.jp)
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