本バージョンは、更新時の確認画面 (UAC)非表示、ページのソースへの行番号追加などの新機能が加えられている他、様々な修正が行われたものとなっています。
Firefox 11.0などをご利用の方は、すでにヘルプメニューからのアップデートが可能となっています。
リリースノートによると、Firefox 12.0の主な改良・変更点などは以下の通りです。
■Windowsで、更新時に毎回確認画面 (ユーザアカウント制御、UAC) が表示されなくなり、よりスムーズに更新できるようになりました。
■ページのソースに行番号を追加。
■title属性の値に含まれる改行文字が反映され、複数行のツールチップを表示できるように。
■ページ内検索を行ったとき、強調表示部分が画面中央に来るようスクロール位置を調整。
■ダウンロードマネージャ画面に貼り付けたURLを自動的にダウンロードすることが可能に。
■CSS text-align-lastプロパティに対応。
■ECMAScript 6のMap/Setオブジェクトを試験実装。
■いくつかのセキュリティ問題を修正。
今回の修正は合計14件となっており、内分けは重要度最高が7件、高4件、中3件となっています。
■TinyMCEをベースとした一部のテキストエディタが読み込みに失敗する問題を修正。
■一部のMacハードウェア上でWebGLのパフォーマンスが低下する問題を修正。
以上のような新機能の搭載、修正などが行われたものとなっています。
リリースノート(ja)
Firefoxユーザーは、速やかにアップデートされることをおすすめします。
なお、本バージョンの公開により、旧バージョンであるFirefox 3.6のサポートが終了しています。
また、Firefox 4 〜 11のサポートも「Firefox 10 法人向け延長サポート版」を除いてサポートが終了していますので、これらのバージョンをご利用の方は、速やかにFirefox 12をインストールされることが推奨されています。
ダウンロード:Firefox 12.0(mozilla.jp)
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■【Firefox 12.0 Beta1】リリース。
■【Firefox 11.0】正式版リリース。
以前のように、強調表示部分が画面最下部に来るようするには、どのように設定すればよいのでしょうか?