このようなアドオンにはかなり凝ったものもありますが、やはり素早く、そして簡単な操作性で翻訳することができなければ有効活用しにくいですね。
今回は、そんな翻訳系アドオンの中から、選択テキストやウェブページ全体を非常に簡単な操作で翻訳することができるアドオン「TranslateMenu」というものをご紹介したいと思います。
「TranslateMenu」は、テキストを選択して右クリックするだけで、その翻訳結果をコンテキストメニュー内に表示したり、ページ全体をGoogle翻訳することができるというものです。
アドオンをインストール後、ページ内のテキストを選択してコンテキストメニューを開けばその翻訳結果がメニュー最下部に表示されるようになります。
メニューのサイズに限度があるため長文には適していませんが、単語やちょっとした文章ならこれだけで十分意味が理解できると思います。
日本語環境の場合は自動的に選択文が日本語となりますが、メニュー内の翻訳文をクリックしてオプションを表示すれば、その他の言語に翻訳するよう切り替えることもできます。(対象言語は50以上)
なお、これらの翻訳機能はテキストエリア内のテキストや画像のAltテキストでも有効となっています。
また、ページコンテキストメニューには[Translate this page]という項目が追加され、これを実行することでページ全体をGoogle翻訳することができるほか、リンクコンテキストメニューから[Translate target page]を実行することでリンク先を翻訳して開くことが可能です。
このように、選択テキスト、ページ、リンク先を非常に簡単な操作で翻訳することができるというアドオンです。
シンプルな翻訳アドオンが欲しかった方は、試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:TranslateMenu(Add-ons for Firefox)
<関連記事>
■世界中のWebページを翻訳して読むことができるFirefoxアドオン「Quick TransLation (qtl)」
■選択テキストをその場で翻訳することができるFirefoxアドオン「Transmaker」
■Firefoxでかなりスマートにテキスト翻訳ができるアドオン「Nice Translator」
■外国語のページを自動的に翻訳してくれるFirefoxアドオン「autotranslator」
■選択テキストをかなり簡単に翻訳できるGreasemonkeyスクリプト「Google Translator Tooltip」
■WEBページもテキストも簡単翻訳「Fox Lingo」
■選択テキストをエキサイト翻訳で簡単に翻訳できるアドオン「East Asian Translator」
■外国語のメッセージを簡単に翻訳できるThunderbirdアドオン「Quick Translator」