このとき、ブックマークしたりお気に入りに追加するなどしておくことで目的の動画自体にアクセスすることは可能ですが、動画の視聴位置まで判断するのは難しいですね。
後で視聴を再開する場合、シークバーを適当な位置まで移動させながら該当箇所を探したりする必要がありますが、正確な位置を探すのは難しく、手間も時間もかかってしまいます。
こんな時、DVDプレーヤーのように視聴をやめた位置から再開することができれば便利ですね。
Firefoxに「resumeLater」というアドオンをインストールしておけば、このような場面でも簡単に再生をやめた位置に戻って視聴を再開することができるようになります。
「resumeLater」は、YouTube動画の動画ページを再生位置(時間)ごとリストへ記録し、後からリスト内のタイトルをクリックすることで動画を開き、前回停止位置から視聴を再開することができるというアドオンです。
アドオンをインストール後、アドオンバーに追加された専用のボタン をクリックすることで専用の[ブックマーク]がポップアップ表示されるようになっています。
YouTube動画を視聴中、アドオンバーボタンをクリックしてポップアップを開き、ポップアップ内にある(アドオンバーボタンと同じデザインの)ボタンをクリックすると、動画の再生が一時停止状態となり、動画タイトルと再生経過時間が記録されます。
*すでに一時停止中の動画も同じように記録できます。
こうして動画をストックしした後、ポップアップを開いてタイトルをクリックすれば、動画ページが新規タブで開き、記録された箇所から再生が再開できるというわけです。
リストへ追加後は、動画自体を閉じてしまってもかまいませんし、FirefoxやPCを再起動しても記録は保持されるようになっていますので、いつでもお気に入りの動画の続きを見ることができます。
なお、リスト内のタイトル右側にある赤いアイコンをクリックし、[Confirm]を選択すれば、リストから動画を削除することができます。
このように、離席時や外出時でも視聴途中の動画を記録し、後からスムーズに視聴を再開することができるようになるというアドオンです。
YouTube専用のブックマークとして使えるのはもちろん、多くの動画を開きっぱなしにしたくないというような方にも使えそうですね。
ダウンロード:resumeLater(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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