このような仕組みはユーザーに恩恵をもたらす部分もいくつかはありますが、ブラウジング動向をあちこちで収拾され、それが相互利用されているとなるとやはり気持ちのいいものではありませんね。
最近では、こうした追跡から逃れることを試みるアドオンやツールも数多くリリースされていますが、それでも完全に防げるわけではありません。
せめてどんなサイトが情報を集めているのか、どのサイトがどこに情報を送っているのかだけでも知っておけば、なんらかの参考になることもあるのではないでしょうか。
Firefoxに「Collusion」というアドオンをインストールしておけば、閲覧中のサイトでどのようなトラッキングが行われているかをリアルタイムで知ることができるようになります。
「Collusion」は、現在閲覧しているサイトがトラッキングを行っているか、その情報をどこに送っているかなどをリアルタイムで可視可することができるというものです。
アドオンをインストール後、アドオンバーに設置された専用のボタン
たとえば上の見本では、当ブログがTwitterやGoogleに情報を送っていることが確認できます。
*各ノードにマウスをポイントすると、ドメイン名が表示されます。
*バックライトが付いているようなノードが訪問したサイトです。
このグラフはリンククリックや新しいサイトを開く度に成長していくようになっており、それぞれのサイト間にリンクが張られているような場合はそのラインも表示され、サイト間の相関状況もわかるようになっています。
左側にはメニューも用意されており、ここでからグラフのリセット、エクスポートなどができるようになっています。
また、メニュー上段の[Site info]をクリックすれば、選択しているサイトが情報を送っているサイトのリストをリンク形式で一覧表示させることも可能です。
オプション設定では、信頼サイトの登録、およびクッキーがセットされた際に音を鳴らすようにすることができます。
このように、現在のブラウジングでどのような追跡が行われているのかが一目でわかるようになるというアドオンです。
いつもアクセスしているサイトがどのような情報をどこに送っているのかが気になるという方は、試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:Collusion(Add-ons for Firefox)[再起動不要]
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