しかし、同じMozillaのソフトウェアでもThunderbirdのほうはこのようなカスタムがあまり注目されていませんね。
ブラウザはFirefox、メーラーはThunderbirdを使っているというのなら、両方とも同じようなスタイルにしておきたいものですね。
そこで今回は、そんなThunderbirdのUIをグラス化できるアドオン「GlassMyBird」というものをご紹介したいと思います。
「GlassMyBird」は、以前ご紹介した「GlassMyFox」と同じ作者が公開しているWindows用アドオンで、これをインストールすることによってThunderbirdの各部を簡単にGlass化することが可能になるというものです。
アドオンをインストールすると、ThunderbirdのUIが以下のように変化します。
メニューバー、ツールバー、タブバー、ステータスバーなどの各部が透明感のあるスタイルになる他、以下のような細部に至るまでGlass化されるようになっています。
■コンテキストメニュー
■ドロップダウンメニュー
■ツールバーカスタマイズウィンドウ
■オプションウィンドウ
このように、メッセージ表示部やリスト部以外のほとんどの部位がGlass化され、クールなUIを楽しむことができるようになっています。
さらにオプションからは以下のような設定を行うことが可能となっています。
■Glass効果:効果のOFF、デフォルトのv1、さらにもっと透明にというユーザー向けのv2から効果を選択することができます。
v2を選択すると、フォルダペインやリスト部、ヘッダまでもがGlass化され、さらにクリアな印象になります。
■タブ:タブのスタイルをノーマル、Glass、GMB、Alternative Glass Tabsから選択できます。
GMBを選択すると単なるGlassではなく、若干白いグラデーションが付き、タブを把握しやすくなります。
また、Alternativeを選択すると、アクティブタブが強調表示されるようになります。
■メニュー:(ドロップダウン)メニューの効果をカスタマイズできます。
○背景:効果OFF、Glass、セミGlassから選択できます。
○テキストカラー:メニュー内の文字を黒、白文字/黒影2種、黒文字/白影2種より選択できます。
○ツールバーテキスト:メニューテキスト同様ツールバーの文字色を変更できます。
さらにTweaksでは以下のような設定が可能です。
○タブのテキストを白に
○タブバーの高さを大きめに
○メニュー内に境界線を表示する
○メニューバーアイテムの間隔を広げる
以上のように、デスクトップの色や好みの応じて細かな調整ができるようになっています。
各部にCSSを適用したり、好みにピッタリのテーマを見つけたりするのはなかなか難しいものですが、これがあればFirefox同様Thunderbirdもクールなデザインで使うことができますね。
FirefoxにGlass効果を付けている方は、是非こちらも使ってみてください。
ダウンロード:GlassMyBird(Add-ons for Thunderbird)[再起動不要]
<関連記事>
■FirefoxのUIをほぼ完全にグラス化できるアドオン「GlassMyFox」
■Thunderbird 3.0(Beta/RC)もGlassスタイルにできるアドオン「Glasser for Thunderbird」
■ThunderbirdのGlass効果を無効にするテーマ「NoGlass」
■Firefox 4.0のUI各部を[glass]っぽくできるユーザースタイル「Firefox 4 Windows 7 total remake」
■Windows 7でFirefoxをスケスケにするユーザースタイルあれこれ。