思ったより早いChromeのオーバーテイクでしたが、今後ブラウザシェア競争の行方はどうなっていくのでしょうか。
前回の記事同様、「StatCounter」で2008年以降のブラウザシェア近況グラフを開いてみると、11月の時点でFirefoxとGoogle Chromeのラインが交差しているのがはっきりと確認できます。

今のところシェア率の差は0.4%ほどのものですが、このクロスが続けばどれだけの差になってしまうのかは予想できません。
ちなみに日本ではまだFirefox離れはそう進んでいないようですが、このままでは近い将来同じような結果になってしまうでしょう。

Firefoxユーザーとしてこういう結果を見るのは残念ですね。
原因は軽快感のあるGoogle Chromeとメモリ消費量やクラッシュの多いFirefoxの差でもあるでしょうし、カスタマイズ性が高すぎて一般ユーザーがつきあうのに面倒になったのかもしれません。
あるいは最近の高速リリースサイクルにMozillaの焦りを見たユーザーが離れていってしまったのか・・・
Firefoxユーザーはシェアでブラウザを選んでいるわけではないと思いますが、MozillaはFirefoxの「現状」を表している結果をどう見ているのでしょうか。
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