この方法なら、リクエスト回数を減らしたり実際にファイルを用意しなくてもいいなどのメリットがありますが、様々な画像をこうした形式に変換するのはちょっと面倒ですね。
ローカルにある画像やウェブページに表示している画像をこうした形式に変換することも多いと思いますが、もっと簡単にアイコン化させることができるようになれば、作業効率も良くなるのではないでしょうか。
このような作業を行うことが多い方に便利なFirefoxアドオンが「Image2Icon」です。
「Image2Icon」は、ウェブページ上に表示されている画像やローカルにある画像から、非常に簡単な操作でアイコンやData URI文字列を取得することができるというアドオンです。
アドオンをインストールすると、画像コンテキストメニューに[Convert Image to Favicon]という項目が追加されます。
このメニュー以下では、16x16〜128x128の画像サイズが選択できるようになっており、これらをクリックすると同ページ上にData URI文字列＋指定したサイズのアイコンが表示されるようになっています。
*[Custom Size]を選択するとサイズ記入ダイアログが開くようになっています。
文字列部分はコピーが可能となっており、アイコン部は右クリックすることで通常画像と同じように保存などができるようになっています。
[Ctrl+O]を実行すればローカル画像の選択ダイアログが開きますので、このダイアログでアイコン化したい画像を選択してFirefoxで開き、同じ手順で文字列およびファビコンを取得することも可能です。
また、ページコンテキストメニューから[View background image]を実行することでページ上の背景画像を表示したり、[View current site's favicon]を実行することで、アクティブページのファビコンを新規タブに表示することもできるようになっています。
このように、特別なツールやサービスを使わなくても任意の画像をファビコン化できるという便利なアドオンとなっています。
ウェブサイト管理者の方や、CSSなどを編集することが多い方は、使ってみてはいかがでしょうか。
ダウンロード：Image2Icon - Resize Image and/or Get Data URI（Add-ons for Firefox）[再起動不要]
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