この機能を使えば、ログインが必要なサイトでもログインページを開いて「ログイン」ボタンをクリックするだけで素早くログインできて便利ですね。
しかし、銀行などお金に関わるような重要なサービスでは、サイト側でこの機能を無効にする[autocomplete="off"]が記述されていることがあり、こうしたサイトではログイン情報を記憶することができず、毎回手入力で面倒なログイン作業を行わなくてはなりません。
安全面から言えばこれも仕方ないのかもしれませんが、自分だけしか使わないPCを自己責任で管理できるのなら、このようなサイトでも情報を記憶させておきたいという要望もあるのではないでしょうか。
そんな方は、Firefoxに「Force AutoComplete」というGreasemonkeyスクリプトをインストールしておくことで、[autocomplete="off"]が記述されているサイトでも、ログイン情報を記憶することができるようになります。
このスクリプトをインストールしておけば、たとえばYahoo!オークションのようにログイン情報が記憶できないサイトでも、ログイン後にパスワードが記憶できるようになります。
ここで情報を記憶しておけば、次回以降ログインページにアクセスした際に情報が入力済みの状態となり、ワンタッチでログインできるようになります。
どんなサイトでもログイン情報を記憶させておきたいという方は、自己責任にてご利用ください。
*過去にも似たような機能を持ったアドオンやGreasemonkeyスクリプトを紹介しましたが、そのほとんどが現行のFirefoxに対応していないため、現行版で使えるものとして紹介させていただきました。
ダウンロード:Force AutoComplete(userscripts.org)
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