7-8ヶ月の間、Coming Soonの表示が出ており、存在を忘れていた方も多いでしょうね。
その「AllPeers」が、本日Firefox拡張機能としてリリースされました。
「AllPeers」は登録ユーザー間のみ、P2Pでファイルの共有、送受信を行えるソフトで、コンタクトリストに登録されたユーザー同士のみ直接ファイルの受け渡しができます。
決められたユーザー同士のみでの共有ですので、悪名高いP2Pソフトとは違い、ファイル検索なども行えず、違法ファイルが飛び交うことも無い?と思います。(そのあたりも使い方次第でしょうが・・)
拡張機能をインストールし、Firefoxを再起動すると下記のような画面が表示されます。
”IAgree”をクリックすると、ユーザー登録画面に移りますので、メールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力します。
これで登録完了です。画面一番下のCLICK HERE TO・・をクリックすれば友人、知人など、ファイル交換をしたいユーザーを招待するサイドバーが開きます。Take The Tour Nowボタンを押せば「AllPeers」の解説ビデオを見ることが出来ます。
インストール後、上部のツールバーに「AllPeers」ツールバーが追加されます、ツールバーの各ボタンで、ユーザーの招待やファイルの登録、転送などを行うことができ、各機能は右サイドバー、または、ブラウザ画面上でコントロールすることができます。
招待を受けたユーザーには、下のようなメールが来ますので、ClickしてAllPeersをダウンロードしてもらいましょう。
また、左サイドバーにも「AllPeers」の選択肢が追加され、メッセンジャー系ソフトのようにコンタクトリストが表示されます。
登録されたファイル(画像の場合はサムネイル)は、下記のようにブラウザで参照でき、公開範囲によって共有ユーザーに表示されます。共有許可をもらっているユーザーはこれをダウンロードできるというわけです。
知り合い同士で簡単にファイルの受け渡しができ、それが常用ブラウザでできるというのはなかなか便利そうです。
今のところ共有できるファイル数は300までとなっています。
いろいろな使い方が出来そうな拡張機能ですね。
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