本バージョンは、セキュリティ問題やパフォーマンスと安定性に関わる様々な修正が施されたものとなっています。
すでにThunderbird 6.0をご利用の方は、ヘルプメニュー→「Thunderbirdについて」よりアップデートが可能となっています。
当方の環境ではWOTやClippingsなどいくつかのアドオンが非対応となりましたが、Add-on Compatibility Reporterの利用によりほぼ正常に動作しています。
リリースノート(ja)によると、Thunderbird 7.0での主な変更・修正点などは以下の通りです。
■新しいMozilla Gecko 7エンジンを搭載。
■いくつかのユーザインタフェースの修正と改良。
■添付ファイル処理に関するいくつかの修正。
■選択したメッセージの要約を印刷できる機能を追加。
■アドレス帳のバックエンドを改良。
■いくつかのセキュリティ問題を修正。
■その他、パフォーマンスと安定性を改善する様々な修正。
以上のようにFirefoxよりちょっと控えめなアップデートとなっており、マイナーっぽい改良がメインとなっていますが、パフォーマンスや安定性が向上したのはうれしいですね。
なお、7.0の公開により、Thunderbird 5および6のサポートは終了しました。これらのバージョンをご利用の方は速やかに7.0へアップデートされることをおすすめします。
また、サポート継続中のThunderbird 3.1の最新版であるThunderbird 3.1.15も同日リリースされていますので、3.1をご利用の方も忘れずアップデートしておいてください。
ダウンロード:Thunderbird 7.0(mozilla.jp)
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