しかし、このように別ウィンドウで開くスタイルでは、複数のソースを開くときや、元のページと照らし合わせながら参照したいような時にちょっと不便を感じたりすることもありますね。
Firefoxに「View Source Choice」というアドオンをインストールしておけば、このページソースを任意の位置や、新規タブ/ウィンドウなどに開くことができるようになります。
「View Source Choice」をインストールすると、ページコンテキストメニューに[VSC View Page Source]という項目が追加されます。
これを実行すると、(デフォルトの場合)ページ下部にソースが表示されるようになります。
■デフォルト
■View Source Choice実行後
このようにフレームスタイルで表示することで、元のページを動くことなくソースを参照することができるようになります。
*もちろん、既存の「ページのソースを表示」コマンドも有効ですので、従来のスタイルでソースを開くことも可能です。
オプションでは、動作設定やソース表示位置の設定が可能となっています。
<オプション設定>
■General
○View Source Choiceを有効にする。
○Firefoxデフォルトの「ページのソースを表示」コマンドであるCtrl+Uを実行したとき、
「View Source Choice」で表示する。
■Choice
ソースを
○現在のタブ
○新規タブ
○新規ウィンドウ
○ブラウジングスペースの上下左右
に開く。
■ソースを右側に開いた場合
以上のように、好みの位置にソースを表示させることができるようになっています。
ただ、本アドオンを使って上下左右に表示させた場合、再起動するしか開いたソースを閉じることができません。一度開けば新しいページを表示するたびにそのソースが表示されますので、複数のソースをずっと参照したいような時には便利ですが、閉じたいときに再起動しなければならないのは面倒です。
また、上下左右に表示している状態で、再起動せずにオプション設定にて表示位置を新規タブなどに変更した場合、実行すると大量のブランクタブが開いてしまい、再起動せざるを得なくなります。(表示位置を変更した場合は機能を実行せずに一旦再起動するしかありません。)
こうしたバグもありますが、このようにソースを表示できるのは結構便利かと思いますので、ソースをよく参照されるという方は試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロード:View Source Choice(Add-ons for Firefox)
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